自己愛性人格障害との離婚の記録

調停、裁判、2年かけて自己愛性人格障害の夫との離婚までの道のりを綴ります

娘達からの手紙(祖父母へ)

弁護士Y先生からの報告書の内容を娘に読み上げ説明をする。愛人の名前が載っていた為、今回も見せる事が出来ない。

おばあちゃんが2人の声が聞きたいって言ってる。どうする?

"何を話してよいかわからない"

全くその通りだ。"ママと眞子ちゃんと利子ちゃんはおばあちゃんが守るから"と言い、守るどころか戦闘態勢のおばあちゃんには不信感しかないはずだ。

"パパからごめんなさいって言われてない。ママは離婚する事になったってごめんねって何度も謝ってた。ばあば(わたしの母)は気付いてあげられなかったばあばが悪い、ごめんなさいって言ってた。Sおじちゃん(兄)はパパを反省させて連れて帰れなくてごめんねって…悪いのはパパなのにみんながごめんなさいって言ってた。パパもママも大人だから、自分のごめんなさいは自分で言わなきゃいけないけど、パパは言えないからパパがごめんなさい言えるように怒って欲しい"

その気持ちをお手紙に書いたらいいよ。きっとわかってくれると思うよ。 2人はそれぞれ手紙を書いた。

<長女からの手紙> お誕生日のお祝いを考えてくれてありがとう。 お祝いはして欲しいし嬉しい。だけど、まだパパから謝られてもないし、眞子たちが生活するお金も払われてないから、おじいちゃんにもおばあちゃんにも会えない。おじいちゃんとおばあちゃんからパパに眞子たちが安心して暮らせるようにしてってお願いをしてください。 ママのお給料と国から貰えるお金とパパからお金が貰えるようになって、じいじに迷惑を掛けなくてよくなったら会いに行くね。

<次女からの手紙> 中学生になって○○部に入ったよ。入学式の時、カードとお祝いをありがとう。おじいちゃんお家に住ませてくれてありがとう。転校したくなかったからうれしかったよ。おばあちゃん電話しなくてごめんね。何を話していいかわからないからできなかったよ。全部きちんと決まったら会いに行くね。○○がんばるね。

わたし達が住んでいたマンションは夫と義父の共有名義だった。義母から"そのマンションの名義は〜"って脅されたのを聞いていたので、娘はおじいちゃんが住ませてくれるようにしてくれたと思っていた。利子は優しいおじいちゃんがと思いたかったのだろう。

実際のところ、名義は夫と義父であっても離婚が成立していないので、わたし達が住む事は問題はない。まして、義父から言われたのならまだしも義母は名義人ですらないのだから、それは気にせず住んで良いとY先生には言われていた。

長女は中学3年生、次女は中学1年生。話せる内容も異なる。長女は言葉を選び、じいじが助けてくれている事も伝えてくれた。 パパを正しく導いてほしいと伝えている。 この手紙を読んできっと夫も義母も考える事があるとわたしはまだどこかで思っていた。 娘達も良い方向におじいちゃんとおばあちゃんが導いてくれるとまだ信じていた。