自己愛性人格障害との離婚の記録

調停、裁判、2年かけて自己愛性人格障害の夫との離婚までの道のりを綴ります

申立人第1主張(婚姻費用分担調停申立事件)

H28.5.16付

弁護士Y先生より"申立人第1主張書面"が届いた。 次の調停期日(H28.5.31)に向けて裁判所に提出してくださった書面。 Y先生はお忙しいが仕事が早い。一日も早くと思ってくださってるのが仕事ぶりからも伝わる。

婚姻費用額の試算がされていたがまず驚いたことに平成30年10月分(次女が15歳になると金額が変わるから)までとそれ以降の金額があった。

後2年婚姻費用の調停が長引くのかもしれないってことかと…ぞっとしたが、そんなはずがないと言い聞かせた。

"申立人が受けるべき婚姻費用63.811円"

尚、相手方に月額給与以外に支給されるボーナスがあるか否かとある場合は金額が不明であるので、ボーナスの支給がなされた場合は、さらに試算を改めて行う必要がある。

夫は今の会社に入社して2ヶ月と少し。 夏のボーナスはないでしょうね。 お子様を私立にやっていて6万円の婚姻費用でも厳しいでしょう。 離婚が成立しなければ児童扶養手当もないですしね。 少しでも早くまずは婚姻費用を受け取れるように頑張りましょうとY先生は仰ってくれた。

遅くなったが義父と義母へ利子の入学祝いのお礼状と共に写真を送った。 弁護士が入っているのでわたしが書いて送る事を躊躇し、利子にお礼状をと言うも書きたくないと言う。 あまり遅れてしまうのも失礼かと、眞子にお願いし、近況報告と最後にママからもお祝いのお礼を伝えてほしい旨を伝えた。 こんな時、眞子はわたしを困らせないようにと快く引き受けてくれる。 いつも自分が矢面に立つ。言葉がストレートな子なのではっきりと自分の意見を言う。 この数ヶ月で更に大人の都合で駆け足で"大人"にならせてしまった。 反省する…が、わたしは眞子に甘えるしかなかった。眞子が支えてくれて今がある。眞子には本当に感謝している。

義母から数回手紙がきた。2人の声を聞かせて欲しい。夏休みに遊びにおいで。眞子ちゃんのお誕生日はもうすぐだけど欲しいもの考えてて…そんな感じ。また、2人が大好きな義姉が帰国する日程が書かれており、義姉に連絡をするようにともご丁寧に義姉がいつも国内で使用しているプリペイド携帯の番号まで書いてあった。

義姉からはわたしにも娘達にも絵葉書がくる。義姉は甥っ子の成長と娘達との思い出話。そして、子供達と沢山楽しい時間を過ごさせて貰えたのは優子さんだったからだとありがとうと繰り返す。そしてわたしに身体を大事にして欲しいと。

利子が不思議がった。おばあちゃんからの手紙には連絡をしてくればかり。Tお姉ちゃんからの手紙はママを心配してる。おばあちゃんの中ではママは消えて無くなったみたいで気持ち悪いと。

わたしは義姉が大好きだった。もちろん今も大好きだ。外国人の方と高齢で結婚し40を過ぎて子供を産み外国に住んでいる。外国で仕事をしていた独身時代は義姉は帰国する時にはうちに1週間くらい泊まることもあった。子供達をわたしを本当に愛し可愛がってくれていた。義姉の人柄が大好きだった。賢く聡明な女性だ。この人だけはこの家族で唯一"心"がある。 子供達も義姉が大好きでとても懐いていた。 今は連絡も途絶えてしまったけれど…当時は義姉だけがわたしを家族だと思ってくれていたのだとそれが救いだった。

余談だが、わたしには義姉(兄嫁)と義妹(弟嫁)の2人の義姉妹がいる。義姉のおかげで、義姉妹を大事にできるようになった。

義姉と他人になることは少し寂しかった。 いつかきちんとお手紙を書こうと思ってる。 わたしのありがとうを伝えたいと思ってる。