自己愛性人格障害との離婚の記録

調停、裁判、2年かけて自己愛性人格障害の夫との離婚までの道のりを綴ります

弁護士に会う

2/13

愛人から連絡があった日(2015/9/10)から5ヶ月。

子供に何かされてはとただそれだけが不安だったけど、沢山の友人の支えがあり、"離婚"に向けての準備をわたしなりに完璧にしてきたつもり。

2ヶ月以上夫の行動を細かく記録し、話したことは全てボイスレコーダーに残した。

 

初めて会った弁護士先生は真面目そうな先生。

"弁護士のYです。よろしくお願いします。初めにお伝えしておきます。僕は忙しい弁護士です。出来る限り端的に必要な時だけ事務所に来て頂き、それ以外は電話とFAXと書面でと思います。優子さんはお子様がおり働かなければなりません。僕はなるべく優子さんのお子様との時間を奪わず対応させて頂きたいと思っています"

 

わたしが準備をしたファイルをざっと見て"随分お金かかったでしょ。探偵さん。ただ、これじゃ弱い。2ヶ月毎日通ってるのは一目瞭然、だけど、旦那さんきっと離婚したくないって思ってます。離婚したいなら毎晩帰ってきませんから。だからきっと、不貞は認めません。ただ、生活費、これは…離婚理由になります、いわゆるモラハラです。僕に考えがあります。女に会ってみませんか?"

 

こんなに毎晩みんなが頑張ってくれた証拠が弱いと?でもそんな事反論してる場合じゃない。

 

"優子さんに連絡してきた訳ですよね?彼女は優子さんに離婚して欲しい理由がある。女の自白が一番いいですね"

 

実は明日2/14女に会いにいくつもりでした。先生に止められない限り…では明日会いに行きます。

 

"優子さん一人はやめてくださいね。お父様、男兄弟はおられますか?"

 

父、兄、弟がおります。

 

"どなたが一番冷静?"

 

兄です。

 

"ではお兄様に同行して頂いてください"

 

そこで、行政書士の女先生が

もし、お兄様にお話するのが辛ければ明日私が同行します。Y先生問題ないわよね?

 

"有り難い限りです"

 

行政書士の女先生。大好きな知り合いのおじ様K社長のご紹介。無償で全て対応してくださいました。優子ちゃんは僕の娘みたいな子だからってK社長に言われてるの。っていつも沢山話を聞いてくださりアドバイスくださり素晴らしい先生。

 

弁護士事務所をでた足で兄の自宅に向かった。

作成したファイルを見せると兄は大きく溜息をついた。義姉は泣きながらわたしを抱きしめ"こんなに痩せてしまって、こんなになるまで1人で抱え込んで私達の前でまで気丈に振る舞わないの。泣きたければ泣きなさい。私達みんなついてるから"と。

 

遂に明日がエックスディとなる。

きっと忘れられないバレンタインになる。

 

ファイルもボイスレコーダーを落としたUSBも受け取ってくれたけど、事務員さんを呼び必要があれば書き起こしといてと…そんなものかとちょっと拍子抜けしたけど…。