2015.9.10
夜分遅くすみません。
旦那様から電動ドライバーを借りていて、返してほしいとの事でしたが連絡が取れない為、御在宅でしたら、どうしたらいいのかお伝えして頂きたく連絡させて頂きました。
お手数おかけしますが宜しくお願い致します。
愛人
子供の誕生日すら帰ってこない。そんな夫に愛人がいることはわかっておりました。
怒りも悲しみもありません。ただ子供達が気付くことなく成人を迎えてくれればと思っていました。わたしさえ我慢をすれば、家族を守れる。家族ごっこをしていれば、いつか夫もまともになるかもと8年気付かないふりをしてきたのです。
フェイスブックのメッセンジャーで見ず知らずの方から受信したのは初めての事でした。
受信通知を見たのは長女(中学2年生)で、開いたメッセンジャーで、すぐさまこの女性が愛人の1人だと察しましたが(後になり娘も気付いた事が判明)、不可解な顔をする長女へ必至に取り繕っておりました。
まずは愛人に元夫の不在の返信をし、元夫へ「愛人さんと言う方からメールを頂きました。ご連絡をされてください」とメール。
いつも朝方にしか帰宅をしない元夫が22時過ぎに大慌てで帰宅。
冗舌にペラペラと話すわけです。
要約すると…自分の携帯電話が繋がらず、翌日から外国へ行く為、ドライバーを返せなくなると、やむ終えず私へ連絡をしたそうです。
いくら困っていたとしても、見ず知らずの妻へこのようなメッセンジャーを送るのはおかしな事ではなく、機転が利く発想であると、はいはいと話を聞いて「返してもらわなきゃね」とだけ答えておいた。
「子供ができ」離婚を迫り中々離婚をしてくれない元夫へ強硬手段に出たのではないかと感じました。
離婚を視野に入れ、いつでも離婚出来るようにすべきだと思いました。そして何より娘達へ愛人が何かしてくるのではないかと恐怖でいっぱいでした。
翌日パートに行き、上司にフルタイムに切り替えて働きたいと相談をしました。
10月からフルタイムとして雇用していただける事になり、10月からは元夫も長女も次女もわたしの扶養に入れる手続きをしました。
*母子になった時に扶養に入れている実態があれば親権をとれると思っていたからです。
元夫は当初セレクトショップを経営しておりました。数年前に会社を首になり、義父母の援助で開店したショップです。
赤字経営の申告(実際生活費すら渋り四万、五万を小分けにくれるような状態)だったため、元夫も私の扶養に入れるのは簡単でした。
ただ会社で「ご主人も扶養にいれるのですか?」と人事の方から言われるのは屈辱でありました。
元夫は扶養に入れたくはなかったけれど、「大きな顔をしている元夫を扶養している」と思えば面白おかしく我慢できました。
自分でも驚く行動力でした。早く10月になれと、それまでにしなければならない事をリストアップし、愛人が娘達に何かしないようそればかりを祈りました。